2006年5月24日 (水)
フラダンス
GW中、人気のフラダンスを我が水泳部のトレーニングとして導入してみた。 身体協調性の養成に適していると考えたからだ。終了後の学生の感想。「上半身と下半身の動きを両方意識するのが難しかった。」「足、腰、ハムストが鍛えられた。が、何より皆と笑顔でできた事が最高!」「疲れを忘れられる程楽しかった。」身体的、精神的の双方に効果が見られた。
フラも水泳も細かい手の動きを必要とする。特にフラの手先の動きと水の中に手を入れる時の動作が類似しているのである。それぞれが『表現豊かなダンス』、『滑らかなキャッチ(水のつかみ)』になっていく。
講師を務めてもらった岡田えりさ先生からは、「みな、すごく手の動きがやわらかく、きれい」。同氏は、フラの神様フランク・ヒューエットの門下生だけに説得力がある。ちなみに、1912、1920年五輪金メダリストの伝説的スイマー、デューク・カハナモクもハワイ生まれである。その泳ぎは、力強くスムースであったと言われる。(デュークがフラをしていた事実はないが、何らかの影響は受けていることは疑いの余地ない)
ハワイはポリネシア文化を土台に独自の文化を形成してきた。天地創造の神話、先祖の話、王を讃える事を詩(Oli)と踊り(Hula)で子孫に伝えてきたのがフラの起源。文字を持たないハワイ人から生まれた産物といえる。
ベースとなるALOHA精神は、AKAHAI(優しさ)、LOKAHI(調和、助け合い)、OIAIO(誠実)、HAAHAA(謙遜)、AHONUI(忍耐)の頭文字。フラが日本人にウケているのは、「謙遜、忍耐などのアロハスピリッツと日本人が持つ精神性がマッチしているからではないか。
ハワイと海が好きだからフラを始めたという岡田の弟子である磯田は、「フラを始めて6年。心が少し穏やかになったような気がする」という。
今、日本人が日本人らしく生きるため、フラを必要としているのかもしれない。
(毎日新聞5月12日朝刊スポーツ面加筆修正)写真は学生
フラは自己の内面を磨くと同時に綺麗な心の表現。また、自然崇拝、物を大事にする生き方、人と人とのつながり。太古の昔から伝わる日本人の
DNAがくすぐられるからだと思う。殺伐とした今日の中で忘れてはいけない人としての温かさを持ち続け、どう生きていくべきかの指針を示してくれるのです。」(岡田)Trackback on "フラダンス"
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